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ブルーマンの詩

ブルーマンの詩

もし僕が運が良いというなら
僕はその幸運を君達のために使おう

もし僕がお金持ちなら
そのお金を君達のために使おう

もし僕が頭が良いのなら
僕は医者になって君達を救おう

もし僕が健康なら
僕の臓器を君達に提供しよう

もし僕の拳が強いのなら
僕は君達の代わりに悪と戦おう

もし僕が優しいというのなら
僕は君達に愛を吹き込もう

もし僕が魔法を使えたら
天使の涙を地上に降らせよう

もし僕が女神なら
僕は君達をこの手に抱きしめよう

もし僕に勇気があるのなら
僕は君達の代わりに銃で撃たれよう

もし僕の心が強ければ
どんなに辛いことが起こっても僕はいつも笑顔でいよう

もし僕に慈愛の心があれば
僕は決して君達に辛いことや怖いことは伝えない
いつも面白くて明るくて楽しいことだけ伝え続けよう

地底人の宇宙船の中僕は檻に閉じこめられた
天井からどろどろの液体が降ってくる
僕の頭は溶けてゆき
何もできない自分を知った

地球も救えないまま
自分も救えないの?

このままじゃ
僕は宇宙の笑いものだ
星よ花よ太陽よ
僕にパワーを

何一つまともにできなかった僕だけど
僕を受け入れるのは僕しかいないから

僕は祈りを捧げる

僕をお救いください
さみしくてかなしい人たちを全てお許しください

どんな人にも何かするときには必ず理由があるから

僕は神ではないから
僕に許しを請われても困るけど
祈ることはできる

笑うのも
泣くのも
楽になるのも
このまま眠る僕だって許したい

僕はもう自分を責めない
生まれもわからない
名前もわからない僕

数字だって礼儀だって
どうでもいいのさ

空へと続く虹の階段を
歩いていこうよ
手を繋ぎながら
笑いながら

僕を閉じ込める檻など溶けてしまえ

檻には魔法の口付けを
イチゴのように甘い
特上の愛の口付けを

僕を溶かすどろどろ液には
軽やかなダンスを

僕の温かな心は今胸の奥底に隠れてる

だから誰にも気づかれないけれど
君をいつも見守っていると知って欲しい

冷たい檻に閉じ込められた僕の温かな心は
いつも歌を歌ってる
今日は野菜の歌を
明日は絹の歌を

歌は君には届かないけれど
本当はとても優しい歌

君がいつも幸せでありますように
君がいつも笑っていますように

誰にも聞こえない声で歌ってる

あなたのもとへ

あなたの声を
あなたの息を
あなたの手を
あなたの体を

あなたに言えたらいい
僕は塵になるから

夢の彼方へ
秋の夕暮れを
空に

星に空に
流れ星を塵に

宇宙へ行く
空の彼方へ

バラバラになる
夢を見た
僕は星になる

両手を
両足を
体を預けて

あなたの自由を
僕の中へと

もし僕らが地球を救ったなら、君に届けたいものがある
君がいるなら

明日の世界に
期待をするなら
今日、僕らは鳥になる

飛び出す勇気を君に
君たちが粉々になる前に、愛を君たちに
この世界が全てではないのだと思う、君へ
僕らは、世界を見ている

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