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アメリカ陸軍工兵隊 (The U. S. Army Corps of Engineers) |
1993年にミシシッピ、ミズーリ川流域で発生した大規模な洪水は、工兵隊に衝撃を与えた。工兵隊は他の省庁と合同でこの洪水を調査・分析し、ダムや堤防などの構造物による治水は、予想を超える洪水が発生した場合役に立たないばかりか、被害を拡大することすらあるという結論に達した。以来、工兵隊は「構造的アプローチ」から、氾濫原の管理、土地利用の制限、警報システムや避難プログラムなどの「非構造的アプローチ」に重点を置いた政策に転換している。また、湿地の保護に関して、連邦政府を主導する立場に立っている。 |
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